簡単にジェネリック医薬品を見分ける方法

皆さんはジェネリック医薬品ってご存知ですか?

簡単に説明すると、開発メーカーの特許が切れ、同成分を別のメーカーが後から製造した薬で
開発コストがかからない分価格が安く設定された医薬品のことです。

すでにご存じの方も多いと思いますが、テレビCM等でもタレントや女優さんが出演して説明していましたね。

このジェネリック医薬品の普及率が最近急に増えてきています。

患者様の方から「ジェネリック医薬品でお願いします」と希望してくることもしばしばです。


ところで皆さんが日々病院や薬局などでもらっている薬がはたして価格が安いジェネリック医薬品なのか、それとも価格が高い先発医薬品なのか?

どっちなんだろう?と思ったことはありませんか?

実は、医薬品名を見ただけでそれがジェネリック医薬品なのか否かを瞬時に見分ける方法があるのです。

一度意識して医薬品名を見てみてください。

全部が全部当てはまるわけではありませんが、医薬品名+規格(数字)のみで表記されているものは先発品である可能性が高いです。

一方、成分名+規格(数字)+「メーカー名」のように医薬品の名称の後に「」付きでメーカーの略称が記載されているものはほぼ間違いなくジェネリック医薬品です。

少し前まではジェネリック医薬品も先発医薬品同様、固有の医薬品名+規格(数字)の表記でしたが、それだと一つの成分に対して数種類もの違う名称の医薬品が存在してしまい、我々医療従事者が
混乱してしまうという問題があったのです。

そこで最近のジェネリック医薬品は全て成分名+規格(数字)+「メーカー名」と表記することになっているのです。

この見分け方を知ったからといって何か得するという訳ではありませんが、自分が飲んでいる薬が先発品なのか、あるいはジェネリック医薬品なのかを知るには一番簡単な方法だと思いますよ。

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