ジェネリック医薬品について
ジェネリック医薬品とはある会社から新しく発売された医薬品（新薬）の特許が切れ、他の会社でも同じ成分で作ることが出来る医薬品です。もちろん医薬品ですから国によって成分の量や効果が認められています。値段も新薬に比べて7割以下、お薬によっては十分の一といった場合もあります。
ジェネリック医薬品を使うことによりお薬代を抑えてより効率的に医療費を使うことが出来ます。また国や保険者が医療費を削減するために進めていく方向にあります。
皆さんも保険証と一緒にジェネリック希望カードが送られてきたことはありませんか？
どのジェネリックを使うのか？
ひとつの薬に対してジェネリック医薬品が多いと三十種類にも上るものがあります。全てが全く同じというわけではなく、メーカーにより賦形剤といって錠剤などを作る成分が違っていたり、あるいはジェネリックならではの工夫をこらした薬もあります。
たとえば粉の薬などでは本来の薬はとても苦いのですが表面に甘い成分を付けて飲み易くしたり、ゼリー状やオブラート状の薬としてのみ易くしたりとさまざまな改良が加えられているものがあります。
ですからジェネリック医薬品を選んでいくことは、ただ値段が安ければといったことだけではなく大変なことなのです。
薬剤師は薬の目利き
お医者さんは処方箋に新薬の名前あるいはお薬の成分の名前を書いてきますがどのジェネリック薬がいいかを選ぶのは薬剤師の仕事になります。患者様にとってふさわしい薬はどれか様々な角度から考えて選んでゆきます。
ですから薬剤師は新薬はもちろんのことジェネリック医薬品についてもそれぞれがどんな特徴をもっていて、値段がいくらで、患者様はどういった希望をお持ちでといったことを把握しながら、最終的には患者様に納得していただきお出しする薬が決定されます。手前味噌かも知れませんが薬剤師は薬の目利きあるいはソムリエとも言えます。
パル・オネストの各薬局ではジェネリック医薬品を豊富にそろえて患者様のご希望にお答えできるよう準備しております。また薬剤師が皆様にジェネリック医薬品について分かり易く説明してどのジェネリックがふさわしいかをアドバイス出来るように日々研鑽を積み重ねております。
ジェネリックについてご質問などあれば お気軽に最寄の当社薬局にご相談ください。
お待ちしております。
